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彼岸は遠い。

ジェネシックスのUXデザイナーとは

Posted on | 5月 31, 2011 | No Comments

「UXデザイナー」というのはどんな役割を持った人間を指すのでしょうか?

僕にも一般的な定義ははっきりしていませんので、弊社ジェネシックスでの状況を書きます。

ジェネシックスのデザイン体制

ジェネシックスのデザインセンターのデザイナーは2種類の肩書きを持っています。

それは、

  1. 「UXデザイナー」
  2. 「UIデザイナー」

です。

UXデザイナーは、Goal Directed Designに基づいてユーザーのゴール体験の実現する方法を設計し、UIデザイナーはそれを具現化します。

また、

  1. 全てのプロジェクトにUXデザインが必要。
  2. UIデザイナーが独力でUXをデザインすることはできない。

という規定を設けているので、UIデザイナー単独でプロジェクトにアサインされることはありません。

「UX」は必要?

この「UXデザイナー」(「UXデザイン」)という呼称については、本当に必要なものなのか。という話を@memocameraとしたことがあります。

確かに僕の名刺上の肩書きは「チーフUXデザイナー」ですし、UXデザインについて日々話しています。

ですが、UXデザインの定義を説明すればするほど、単に「デザイナー」で済むものを、わざわざ「UXデザイナー」としているのでは無いかという話になったのです。

デザインの歴史を振り返ってみると、グラフィック/プロダクト/ファッションなど、デザイナーは媒体を通して媒体それ自体のみではなく、それがもたらす体験をつくってきました。

そこを改めて「UX」と言う必要があるのか。という事です。

そこに対する僕の答えは、本質的には「デザイナー」が正しいというものでした。

そうなんだけれど、現実として、「デザイナー」という言葉は「見た目を作る人」というイメージがあまりにも強すぎるので敢えて「UXデザイナー」にして、「UX?」という疑問を生み出す装置にしたい。と説明しました。

こういった言葉の定義は疑問があればとことん議論するべきです。その末のコンセンサスが言葉に力を持たせるからです。特にこういった新しい概念を組織に取り入れるには、定義をしっかりと共有するべきです。

ジェネシックスにおけるUXデザイナーの役割

ジェネシックスにおいて、「UXデザイナー」とは、

「ユーザーのゴールを理解し、その実現方法を「振る舞い」「形態」「コンテンツ」で提案し続け、それらをチーム全体に共有しユーザーに還元することで、事業に貢献できる人材」

と考えています。

具体的には、

「企画書とユーザー調査を元にUXデザインを定義し、そこからアプリ全体と各画面の要件を作成してチームに共有、その後はユーザーの代弁者として設計・実施に携わり、ビジネスのゴールと技術的な制約/可能性を理解しつつ、課題があれば解決案を提案する。」

これを独力でやりきる能力を要求されるのが、ジェネシックスの「UXデザイナー」です。

 

2011年5月31日現在、ジェネシックスではUXデザイナーを募集しています。「UXデザイナー」と言ってもスマートフォンのアプリを作ることが前提ですが、この記事のような職場こそ自分が望んでいたものだと感じられたらご連絡ください。

 

 

 

 

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UXデザインについてiPhoneアプリデザインを中心に書いてます。

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